春の足音と蕗の薹


今日は朝から山へ入り、狩猟罠の点検をしていました。まだ冬の冷たい空気が残る中、ふと足元を見ると、小さな**蕗の薹(ふきのとう)**がひょっこり顔を出していました。

厳しい冬を乗り越え、こうして芽吹いた蕗の薹を見つけると、「ああ、春が近づいているんだな」としみじみ感じます。山の中で過ごす時間が長いからこそ、こうした季節の移ろいに敏感になるのかもしれません。

店に戻り、早速蕗の薹のペーストを作りました。ほろ苦く、鼻に抜ける独特の香りが心地よい春の味。パスタやパンに添えるだけで、自然の息吹をそのまま味わうことができます。

こうして山の恵みと向き合うたびに、「旬を大切にすること」の大切さを実感します。Ristorante Co.N.Teでも、自然の恵みを活かした料理をお届けしていきますので、ぜひ季節の味を楽しみにいらしてくださいね。

皆さんの周りでは、もう春の気配を感じる瞬間はありましたか?