島本町水無瀬のジビエ料理専門店「RISTORANTE Co.N.Te（リストランテ コンテ）」では、狩猟に関するコンサルティングも行っています。“オーナーと共に山に入る”。それは一切の無駄を省き、自然の中に身を置くという事です。山の歩き方や注意する点など、現代社会では普段意識しない事ばかり。まずは基本的な動き方や知識をレクチャーします。
生きる為に食べる、それは即ち命をいただいている―。当会には、そんな意識を学び、様々な教育や社会貢献に活かしたいという方々が集まっています。入会の際には面接を行い、狩猟に関する内容・適性を確認。定員数などもありますので、まずはお電話にてお問い合わせください。
8:00頃に入山。
会員様は月に4回まで、オーナーと共に山に入り狩猟に同行できます。狩猟免許については事前取得の他、同行期間中の取得も可能です。まずは山の歩き方をレクチャー。ただ歩くだけですが、会員の皆様からはダイエットになると評判です。
昼からは、仕掛けた罠の確認や、猟銃を使用した狩猟を行います。罠に掛かっていなければ11:00頃に解散。獲れない日の方が多いものですが、これもまた自然の中で生きる日常の1つです。
獲物が掛かっていた場合、その場で締めた後にお店へ運び込んで、一度解散します。
20:00に再度集合し、皮の剥ぎ方などの解体方法を、実演を兼ねてレクチャー。捌き終わった後は調理し、参加者様と一緒にいただきます。
①コンサルに入ろうと思ったキッカケは？
平和ボケしている日本に住みながら、本当の事を追求したいと思っていた時、魚を捌き始めました。
はじめて魚を捌いた時顔を外すのが怖くて気持ち悪いという感覚になりました。
内臓からカニが出てきた時、その魚を捨てようと思った自分がいて、毎日の様に肉や魚を頂いてるのに自分で魚すら捌けない事に、これでいいのかな？と感じました。
大量生産・大量消費の暮らしの中で、店頭に並んでいる肉や魚を見て、生きていた動物たちの姿は想像出来ませんでした。
目に見えない「大切な何か」それを知らないと私は本当の意味の食を分かることは無い。
こういった部分に目を向け、自分の頭で考え、自分の手で1つ1つ体験していきたい。そんな思いでコンサルに参加しました。
②実際に体験できたことで、印象的だったことは？
初めて鹿が捕まっていて逃げたそうにしているのに逃げれなくて、殺されて、さっきまで生きていた動物が動かなくなったのを見て、
命ってこんな簡単になくなってしまうんだ。。
と心臓が止まる瞬間に立ち会い、呆然としました。
動物が目の前で死んでしまうこと。もちろん頭では分かっていたものの、その姿は衝撃的でした。
どんどん変化していく鹿に自分の気持ちが追いつかないまま解体がすすんでいき、怖すぎる。
と思っていたのにだんだん肉の塊の見た事がある物に変わってきたあたりから、
あれ、美味しそう。
という気持ちがじわじわ生まれてきて、とても不思議なきもちになりました。
はじめて取れた鹿だからと一郎さんがお肉を少し分けて下さり、
いただきます。と手を合わせた時は、今朝生きていた鹿のこと、鹿の鳴き声、体が固くなっていく感じや、鹿の内臓、
怖さや、ありがたさや、うれしさ、色んな感情が溢れてきました。
お肉を食べることって、まさに命そのものを頂くことやったんやなと。自分が今までどれだけの命に支えられていきてきたのか。
あの鹿が私の一部になったんや。
と思いました。
③他のところに無い魅力は何だと思う？
いちろうさんという師匠が居る環境。
ジビエ料理のシェフであり、私の解体の師匠のいちろうさんは、本当に美味しいジビエ料理とはを突き詰めている人で、もちろんお料理もパーフェクトで何を食べても美味しい！
「動物を解体するのは生活の一部。無駄なくさばいて、美味しく頂く。動物の供養は隅々まで美味しく食べる事」と命に感謝しながらも、出来るだけ苦しくないように軽やかに絞め殺し、焦らず慌てずお肉をさばいていく、いちろうさんのスタンスは出会って欲しいと思う。他にはない魅力です。
④どんな方にオススメでしょうか？
全ての人に知ってもらいたい。
⑤これから挑戦したいこと、イチローと一緒に叶えたいことがあれば、お聞かせください！
日本を子供達にとって素晴らしい国にしたい
①コンサルに入ろうと思ったキッカケは？
焚火をいつまでも眺め続けてしまったり、山中など自然にいるだけで落ち着くのは、私個人の性格・性質だけなのだろうか？と思っていました。
もしかすると我々ホモ・サピエンス遺伝子に刻まれた狩猟採集時代の原始人の記憶が、それは良いことであると思わせているのではないか、と考えました。
生存のための最も大切な食べる行為を、自ら狩猟した動物で経験することで、頭だけではなく、体でもわかることがあるのではないかと思い参加しました。
②実際に体験できたことで、印象的だったことは？
解体した鹿の胃内に草や木の実など野生の新鮮な食物を見たこと。
対して、十分に運動せず（できず？）、農業で作られ時間も経った動植物を食べている現代の我々ヒトの肉は野生の味とはかけ離れているのでしょう。
最も家畜化に成功したのは我々ヒトでは？地球の征服＆破壊者であるヒトの目的は？と疑問がわきました。
③他のところに無い魅力は何だと思う？
上記①②。
他にもあると思えますがまだ見えていません。
④どんな方にこのサービスはオススメでしょうか？
アウトドアが好き。
DIYが好き。
起業、セカンドキャリア、パラレルキャリアを考えたい。
社会貢献したい。
自分なりの死生観を得たい。
既述のような各個人の正解のない問いを考え続けたい。
⑤これから挑戦したいこと、イチローと一緒に叶えたいことがあればお聞かせください！
多方向に興味があり、自分がどこに向かうのか現時点ではわかりませんが、私からもイチローさんの追求する方向に役立てたら嬉しい。
ホームページを見たとお伝えいただけるとスムーズです。
大阪北摂エリア・島本町水無瀬に店を構える「RISTORANTE Co.N.Te（リストランテ コンテ）」では、ご自宅で手軽にジビエを堪能できる缶詰を、通販で販売しています。
オーナー自らが狩った鮮度の良い鹿肉や猪肉を、塩と水のみで調理。ジビエ本来の滋味深い味わいを感じてもらいたい為、味付けを最小限にとどめています。様々な部位による8種類のバリエーションがありますので、どうぞお好みでお選びください。自然がもたらす美味しさに、きっと感動を覚える事でしょう。
※価格はすべて税込みです。
鹿肉と塩で仕上げたシンプルな1缶。
そのまま召し上がるのはもちろん、様々な料理にアレンジするのもおすすめです。
猪肉と塩で仕上げたシンプルな1缶。お世話になっている方への感謝の気持ちとしてぜひご活用ください。
〈材料〉
・鹿と塩 1缶
・小松菜 1束
・ニンニク 1カケ
・鷹の爪 好みで
・ごま油 60cc
・醤油 15cc
・白胡麻 適宜
〈作り方〉
フライパンに胡麻油 刻んだニンニク (鷹の爪)を加えて香りが出たら 3センチにカットした小松菜を加えて軽く炒めて、缶詰の汁を加え強火で煮詰める様に炒めて缶詰の鹿肉 醤油 白胡麻を加えて温まれば完成。
〈材料〉
・米…3合(1合を餅米にしても美味)
・鹿と塩 ... 1缶(中の鹿汁も使用)
・にんじん … 1/4本
・ごぼう … 1/3本
・こんにゃく … 1/3枚
・えのき ... 1袋
・油あげ … 小1枚
A
・出汁こんぶ ... 約5cm
・醤油（あれば薄口) …大さじ3
・酒 … 大さじ3
・塩 ... 少々
〈作り方〉
炊飯器に、洗った米と缶詰肉・好みに細く(小さく)切った材料・調味料Aを全て入れ、
水加減を炊飯器の指定どおりにして軽くかき混ぜたら炊飯スイッチON！
〈材料〉
・猪と塩缶詰 1缶
・プチトマト 6個
・トマトジュース無塩濃厚タイプ 180cc
・ニンニク 1カケ
・オリーブオイル 100cc
・塩 適宜
〈作り方〉
鍋にオリーブオイル 潰したニンニクを加え弱火で香りを出す。
プチトマトとトマトジュースを加えて10分程弱火で煮詰めて塩で味を整える。
最後に缶詰を汁ごと加えて一煮立ちして塩胡椒で味を整えて、仕上げにオリーブオイルをかけて完成。
パスタソースとしても、どうぞ。
